2016年8月25日木曜日

大学での研究について

こんにちは! アシスタントアドバイザーの蒲(ガモウ)です。

夏休みも残すところ後一週間となりました! 学校の宿題が終わっていない高1、2生も、毎日10時間以上勉強している受験生も(10時間以上は当然やってますよね?笑)、夏に残された時間はあとわずかなので、全力頑張っていきましょう!

さて今回の更新は大学の研究についてと堅苦しい内容になってます笑

この記事を書いた理由は、理系に進む高校生が大学でどんな研究をしているのか知る機会が少ないだろうなと思ったからです。僕はマナビスでは超レアな大学院生で大学で研究しているので、研究の事を少しでも高校生に伝えて、進路の決定に役立ててくれれば幸いです!

大学で行われている研究には、基礎研究と応用研究の2つがあります。
基礎研究というのは、物事の原理や理論を明らかにする研究のことです。例えば、未知の素粒子を発見したり、iPS細胞を作る効率を上げたりする研究が基礎研究に当たります!
コンピューターシュミレーションがメインの研究や、実際に手を動かして実験する研究など様々なタイプがあります。 
学部で言うと、理学部、薬学部、農学部などが強いですね!
地道でなかなか成果が出にくい研究ですが、研究成果を挙げれば大きく社会を変えられるのがいいですね!!

一方、応用研究は、基礎研究で明らかにした原理や理論を更に発展させ、製品化を目指したり、現実と結びつけるような研究です。 例えば、青色LEDを開発して白色LEDを作ったり、人工知能を応用した音声認識システム(Siriなど)を開発する研究などが応用研究です! 商品化を目指すので、企業と共同研究して研究開発を進めるケースも多いです。
学部で言うと、工学部が主に応用研究に取り組んでいます! 応用研究は実際に製品化することが目的する事が多いので、凄くわくわくすることが多いです! 


今、大学では本当に様々な研究が行われていて、その内容は全てインタネットに公開されています! 
このサイト(http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/research_area/index.html)に、政府が推す進めようとしている研究が公開されていて、その内容や研究費など色んな情報を知る事ができます。 

また、大学の各研究室のホームページで、研究内容がわかりやすく紹介されているので、読んでみると面白いです!。 ちなみに僕の研究室のURLは、こちらです。
http://www.nuee.nagoya-u.ac.jp/labs/nakazatolab/research.html
DNAやウィルスをICチップで一瞬で検出する「バイオセンサ」という世界でも中々珍しいものを研究しているので、興味があれば是非読んでください!

 河合塾マナビス本山校
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